<ソウルグルメ>ソウルでヴァンナチュールが飲めるお店【保存版】
ソウルでも2018年あたりから自然派ワインブームが巻き起こっているらしい。
滞在中は韓国らしいものが食べたいのでなかなか行くタイミングがないのですが、ふとしたタイミングで行きたくなる日もあるかもな〜と思ったので、ソウルでナチュールワインが飲めるお店を調べてまとめてみました。
イメージまんまですが梨泰院〜江南エリアにほぼ固まっています。日本のナチュールバーとの違いは、たくさんのグラスワインがリストアップされていて自由に選べるお店が多そうなところ。日本だとお店がプッシュするその日のおすすめ3〜4種類から選ぶことが多いのですが。逆にそんなにたくさんの種類をグラスで出せるっていつ開けたボトル達なんだろうか…。
でも実際どんな感じなのかまだどこも行けていないので百聞は一見にしかず、近い内に行けたら良いな〜と思います。
・Winebar Mmm(음)
ハイソエリア・漢南洞(ハンナムドン)にあるこじんまりしたディープなワインバー。ブラータチーズなどがちょびっとつまめるようですががっつりの食事はなさそうなので、2〜3軒目で使うのが良さそう。静かにしっぽりお酒を飲めるお店ってあんまりなさそうだから実は貴重かも。
住所:서울 용산구 한강대로 141 2층
営業時間:18:00〜24:00
定休日:日曜
https://www.instagram.com/winebar_mmm/
・SLOK
梨泰院(イテウォン)にあるとにかくおしゃれなワインバー。一回覗いたことがあるのですが日本で飲むのに比べてワインの値段がべらぼーに高くて入るの断念。でもとにかくおしゃれだった。サムネイルの写真はその時に撮ったもの。周りがめちゃくちゃ静かなので夜はちょっとこわいかも。
住所:서울특별시 용산구 녹사평대로40가길 3-3 B1
営業時間:19:00-01:00
定休日:火曜
https://www.instagram.com/slok_seoul_slok/
・Bar Big Lights
ソウルのナチュラルワインバーの先駆けであり中心的存在。もともとは知人のみの受付だったところ、インスタからDMすれば誰でも入店できるようです。こじんまりした雰囲気が、パリで行ったナチュラルワインバーそのもの。グリルしたカリフラワーなど食事も美味しそう。
住所:한남동 682-12 용산구
https://www.instagram.com/barbiglights_seoul/
・Stan Seoul
江南(カンナム)にあるカフェのようにカジュアルな雰囲気のパブ。どちらかというとクラフトビールが得意なよう。口コミを見ていると食事よりも軽くビールやワインを一杯やる使い方が良さそう。
住所:서울 강남구 강남대로120길 13 (우)06119
営業時間:月〜金 18:00〜24:00、土 17:00〜24:00
定休日:日曜
https://www.instagram.com/stan.seoul/?hl=ja
・을지로보석(Euljiro Boseok)
乙支路(ウルチロ)3街駅近くのナチュールが飲めるおでん屋。オープン直後から予約困難店になったとか。写真を見てビストロかな?と思ったけどおでん屋らしい。コンセプト的には新泉にある「日和」と近いのかしら。
住所:중구 마른내로 11-10 3층 / 을지로 3가
営業時間:19:00〜24:00
定休日:日曜、月曜
https://www.instagram.com/euljiro_boseok/
・TBD
お昼はサンドウィッチが食べられるカフェ、夜は食事ができるワインバーとしてオープン。今時のお店って感じです。自家製ニョッキ美味しそう。ペアリングもできるようです。
住所:서울특별시 성동구 성수동1가 연무장길 6
https://www.instagram.com/tbd_kr/
・ZERO COMPLEX
ミシュラン一つ星 フレンチベースのフュージョンレストラン。100,000ウォンのコースのみ。
住所:서초구 동광로 113 | 플레이스 원 빌딩 2F
https://www.instagram.com/choonghulee/
・도곡옥(道谷翡翠)
ワインと創作料理のおつまみを出す小さなお店。モダンなオープンキッチンで開放感があります。オーナーはフレンチワインの上級資格をもっているそう。
YouTubeでお店の様子をアップしている人がいました↓
https://www.youtube.com/watch?v=Bs0q9WRf-Q0
住所:서울특별시 서초구 양재천로 143-6 1층
営業時間:18:00〜03:00
定休日:日曜、月曜
https://www.instagram.com/dogokokk/
・마음집(Chez maum)
バジルのタッカンマリ(予約必須)がシグネチャーメニューらしい。イタリアンベースのビストロ。
住所:서울시 용산구 한강대로 56-1 2층
営業時間:月〜土18:00〜24:00 / ラストオーダー22:30
定休日:毎週日曜日/毎月第二、第四月曜日
https://www.instagram.com/chez_maum/
またオープン/発見したら追加していきます。
<ソウルグルメ>今更語るまでもないけどやっぱり美味しい鉄板アドレス
もうあらゆるブログで取り上げられまくっている有名店で今更紹介するまでもないけどやっぱり美味いし外せない!というお店をまとめました。韓国初めてという人を連れて行くにも◎な、何度でもリピートしたくなる鉄板アドレス。
行列に並ぶ価値ありな老舗ドラム缶カルビ
「延南ソ食堂/ヨンナムソシッタン(연남서식당)」
炭の入ったドラム缶を囲み立ち食いスタイルで頂くカルビ焼肉。カルビは噛むと柔らかくジューシーで赤身の旨味があり「お肉食べてる!!」って気持ちになれます。メニューはお肉とお酒のみなので、その他の米やつまみは持ち込むスタイル。このワイルドなビジュアルとは裏腹に柔らかくてジューシーなお肉と、濃すぎずちょっぴり甘めの味付けというギャップにやられました。一緒に行った旦那は帰国後しばらくしてからもずっと「ドラム缶カルビが食べたい」と口にしています。
17時ごろにはお肉がなくなるそうなので遅くとも15時代には並んでおきたいところ。私が行ったときはだいたい30人程の行列で40分くらい待ったかな。ゆっくりはできないので、さくっと食べて二軒目に行くのが良いと思います。同じスタイルや似た店名のお店がいくつかあるけど本物なのかしら。
延南ソ食堂/ヨンナムソシッタン(연남서식당)
住所:서울특별시 마포구 노고산동 109-69
営業時間:11:50~20:00
定休日:月曜日
毎朝食べたい最強の干し鱈スープ
「武橋洞プゴグッチッ/ムギョドンプゴグッチッ(무교동북어국집)」
もう本当に美味しいプゴクヘジャンク。朝から地元の人が行列を作りオープンから満席です。一口飲んだら最後、永遠にスプーンが止まりません。スープは飲みすぎるとむくむしお酒が入らなくなるしトイレが近くなるし米が食べたくなるしで私的には危険な食べ物なのですが、もう本当に食べだしたら最後です。
あっさりしているのに滋味深くて旨味の塊のようなスープは、ふわふわの卵や豆腐、干し鱈の身など具もたくさん入っていて食べ飽きません。
写真に写ってないけどセットでサーブされるオキアミのナムルはガチのマジのご飯泥棒で困りました。オキアミやキムチをスープに入れて味変しつつ、最後まで感動しながら完食。はあ〜また食べたい。
武橋洞プゴグッチッ/ムギョドンプゴグッチッ(무교동북어국집)
住所:서울특별시 중구 다동 173
営業時間:月~金曜7:00~20:00、土・日曜7:00~16:00
休業日:旧正月・秋夕(チュソク)の連休
タッカンマリ通りのNo.1人気店
「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ/チンオックァハルメ ウォンジョ タッカンマリ(진옥화할매원조닭한마리)」
言うまでもない人気店・チンハルメタッカンマリ。初めて連れて行ってもらったときの感動を今でも覚えてます。ただ丸鳥を煮ただけの料理がなぜにこんなに美味しいのか。鶏肉でお腹いっぱいになれるから糖質制限民にも嬉しい。一人でランチで行ったこともあります。
煮込まれるごとにスープが美味しくなっていくからしょっちゅうスープを飲んでしまってビールが進まないことがしばしば。キムチを入れても美味しいんだろうなと思いつつ、スープが濁るのがもったいなくて入れられない事もしばしば。〆の炭水化物はクッスも美味しいですが私はここのもちもちフワフワのトックが大好きなのです。
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ/チンオックァハルメ ウォンジョ タッカンマリ(진옥화할매원조닭한마리)
住所:서울특별시 종로구 종로5가 265-22, 동대문닭한마리골목 내
営業時間:10:30~24:00
休業日:旧正月・秋夕(チュソク)の前日と当日
にんにくたっぷりのメディア取材NGタッカンマリ
「ソンガネタッカンマリ/(손가네닭한마리)」
写真を撮り忘れていたので親友のインスタから拝借。w
にんにくがたっぷりと乗ったタッカンマリが食べられるソンガネタッカンマリ。店内に入った瞬間にんにくの香りに包まれてしばらく取れないので、帰国日の当日や前日は避けるのが吉。味はにんにくがドカンと来るのかと思いきや、スープに溶け込んで鶏の旨味と一体化しています。見た目はパンチ効いているけど意外とあっさり。でも食べ進めていくごとにどんどんスープにコクが出てきます。
メディア取材NGだからか、いつ行ってもすぐに座れるのが嬉しい。
煮込んでいくうちにんにくがとろけてスープ自体にも少しとろみがついてくるのですが、そのスープで煮込むクッスが最高に美味しい!ここでの〆はクッス一択です。
ソンガネタッカンマリ/(손가네닭한마리)
住所:서울특별시 종로구 숭인동 201-13
営業時間:12:00~22:00 (ブレイクタイム15:00~17:00、ラストオーダー21:00) ※完売次第閉店
休業日:日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
ユッケとレバ刺しはやっぱり人気の専門店で
「兄弟ユッケ/ヒョンジェユッケ/(형제육회)」
この世で一番好きな食べ物は何かと聞かれたらユッケかレバ刺しの二択で悩むくらい、それくらい彼らを愛してやまない私。日本で食べられなくなったときは本当に悲しくて、しばらく待ち受けをユッケの画像にしていました。今でこそ合法ユッケを食べられる店も増えてきたし、レバーの浅焼きでレバ刺しの雰囲気を楽しんだりもできるけど、やっぱり生のユッケとレバ刺しを思いっきり食べたい。日本にいると夢のまた夢のようなそんな願望が、韓国にくれば一瞬で叶ってしまうんだから幸せですね。
行くならやはり高回転で常に新鮮なお肉をさばいている人気店が◎。兄弟ユッケかユッケチャメチ、どちらかに行っておけば間違いないかと思います。
活きたテナガダコが乗ったタンタンイも好きです。
兄弟ユッケ 本店
住所:서울특별시 종로구 종로4가 181-1, 시장내
営業時間:9:00~22:50
休業日:水曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
また更新します〜〜
<ソウルグルメ>卵だけで焼き上げるサク&ふわな絶品チヂミ「ガンガネ製粉ビンデトック(강가네멧돌빈대떡)」
2年前くらいに行ってまた行きたいなと思いつつ機会に恵まれないお店。色々な種類のジョン(チヂミ)が食べられる「ガンガネ製粉ビンデトック(강가네멧돌빈대떡)」です。
韓国フリークの親友が見つけてくれて行ったのですが、美味しくて滞在中2回行きました。
最初「チヂミ食べに行こう」と言われたときはよくある大判のニラチヂミを想像してあんまりテンションが上がらなかったんですが、ここは食材それぞれに卵をまとわせて焼き上げるジョンの専門店で、たくさんの種類が食べられるので楽しかったです。
日本人にあまり知られていないようで、メニューも店員さんもオール韓国語。グーグル翻訳アプリをインストールしておくとメニューを日本語で読み取れるので、オール韓国語のお店に入った際はマストです。
おすすめは、一番人気のセウ(海老)ジョン。
ここのジョンは小麦粉を使わず卵液だけで焼き上げるそうで、かなりヘルシー。一口サイズの海老に卵液をまとい、高温の油でふんわり揚げ焼きにしたサク、プリ、ふわっな食感。甘めの酢醤油がついてくるのでそれをつけたり、キムチと一緒に食べても美味しい。
こちらはじゃがいものチヂミ。芋が焦げた香ばしい香りとモチモチの食感で、子どもも好きそうな味。
エビに次いで好評だったのが韓国かぼちゃ(ズッキーニ)と豆腐のジョン。高温の油で火を通したズッキーニってジューシーで最高ですよね。豆腐もシンプルだけど美味しい。
この2つは日本に帰ってから真似して何回か作りました。あと一品欲しいってときにどんな食材でも簡単に作れるジョンは万能メニュー。
こちらは店名にもなっている名物メニューの緑豆チヂミ(ビンデトック)。見た目に反して軽くあっさりしているのでパクパクいけちゃいます。
これは何だったっけな…見た目的にはエゴマ?これもさっぱり。
汁物が欲しくなったのでチゲ追加。味は普通だけど酸味があるあっさりタイプで、油物との相性良し。
2回めに行ったときは閉まってて入れなかったので、またリベンジしたいお店。
卵と海鮮、野菜メインなので辛いものやクセの強いものが苦手な人にもおすすめなのと、お肉や炭水化物が多い韓国料理に疲れたときにも良い選択肢になるお店です。
頼むときは食材の韓国語+「ジョン」とつければいけるんじゃないでしょうか。多分。
海老=セウ ジョン
豆腐=ドゥブ ジョン
韓国かぼちゃ=エホバク ジョン
じゃがいも=カムジャ ジョン
ガンガネ製粉ビンデトック(강가네멧돌빈대떡)
住所:용산구 대사관로24길 27
お店は1号店と2号店が道路を挟んで向かい合っていて、空いている方に案内されます。
営業時間:18:00〜03:00
定休日:日曜
インスタのジオタグはこちら↓
https://www.instagram.com/explore/locations/311247228/
<ソウルグルメ>自然派マッコリと絶品ユッケが楽しめるおしゃれ居酒屋「ボクドッパン(복덕방)」
日本のナチュラルワインブームもまだまだ盛り上がりを見せていますが、韓国にもナチュールブームがじわじわと来ている様子。ワインの方は良いお店をまだ見つけられていませんが、韓国らしい“自然派マッコリ”を楽しめる素敵なお店を見つけました。
「망원동 막걸리집 복덕방(マンウォンドン マッコリ ポクドッパン)」
おしゃれなお店や美味しいお店が増えている注目エリア・ 望遠洞(マンウォンドン)で感度高めなソウルっ子にウケているお店で、自然派マッコリと手作りの美味しい料理がカジュアルに楽しめるビストロ風の居酒屋。
お店の外観はちょっとしたインスタスポットになっているようです。
夜に撮るとよくわかりませんが、一応ね。
予約はできないので、お店まで足を運んでウエイティングリストに名前を書いてもらう必要があります。この日は金曜日の19時ごろに行ってだいたい2時間待ち。近くには食べ歩きができる望遠市場アーケードがあったり弘大エリアも近いので時間を潰すのにはそこまで苦労しないと思います。
空いたら連絡が来るシステムで、日本人の我々にはインスタのDMで連絡をくれました。旦那とオーナーはこの後インスタで仲良くなりちょくちょく連絡を取り合っているらしい。
店内は広くないので、4人以上での来店はきついかも?
少人数でしっぽり飲むのがちょうど良さそうです。
我々が一番気に入ったマッコリがこちら「우렁이쌀(ウロンイッサイ)」。日本語に訳すと「タニシ米」。
飲み口が軽くすっきりしていて、さすが自然派なだけあり嫌なアルコール臭さが一切ありません。甘さ控えめ目なのでどんな料理にでも合い、いくらでも飲めてしまう。そこらで飲める大手メーカーの量産型マッコリとは全く質が違います。
陽村醸造所というところが作っていているもので、メーカーの製品ページによると
タニシの習性を活用し除草剤を使わずにお米を作る農法「タニシ農法」で100%無農薬栽培したもち米でできていて、通常の生マッコリの3倍以上も低温熟成をしてようやく消費者の手に渡るそう。
添加物不使用で、もちろん甘味料も無添加。米とお水、酵母と酵素だけでできた正真正銘の自然派マッコリ とのこと。
ちなみにボトルと一緒に登場しますがグラス単位で飲めます。エチケット(ラベル)をしばらく眺めたらボトルは引き上げられるという、ワインと同じスタイル。
オーナーのお母様が作る食事メニューも美味しいです。
名物は松の実ユッケ。細かめのミンチ状に刻まれたユッケは味がしっかり馴染んでいて、松の実のコクも加わってお酒のアテにぴったり。クセのない味わいが素朴なマッコリによく合います。甘くないタイプなのが嬉しい。
こちらもシグネチャーの一皿、そば粉を使ったクレープ餃子・メミルチョンビョン。日本語では「そば煎餅」。
江原道(カンウォンド)という地方の地元料理らしく、中身はキムチやお肉、春雨など。あっさりしたキムチ味の餃子といった感じでこちらも美味しいです。
ドラム缶カルビ後の二軒目で2人でこの量はなかなかのボリュームだったはずがペロリと平らげました。
こちらはタラコにごま油とネギをぱらりとかけたおつまみ。韓国でタラコは初めて食べましたが日本のものと変わらない味でした。
味は、タラコにごま油とネギをかけた味を想像して頂ければ。笑
マッコリもう一つ飲みました。「복순도가 손막걸리(ボクスンドガソンマッコリ)」。
蔚山(ウルサン)という釜山郊外の田舎で夫婦が手作りしているマッコリだそう。
こちらは少しドロっとした重めの口当たりで味も濃厚。美味しいけどお腹いっぱいだったこともありちと重かった。
マッコリは買って持ち帰ることもできます。お気に入りのタニシマッコリをメインに、オーナーにいくつかおすすめを見繕ってもらいました。仲良くなったからか何本かサービスしてくれた。
戦利品。どれも美味しかったけどやはりタニシがマイベスト。
温度が変わると味も変わってしまうので、最終日に買うか出発直前まで冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。あとスーツケースに裸で詰めたら少し漏れてたのでラップでぐるぐる巻きにすると良いかも。
マッコリが苦手な人でもここのなら飲めるんじゃないでしょうか。
深夜までやっているので二軒目、三軒目の鉄板になりそうです。
망원동 막걸리집 복덕방(マンウォンドン マッコリ ポクドッパン)
住所:서울특별시 마포구 망원동 414-14
最寄駅:弘大入口から徒歩6分
営業時間:18:00〜AM2:00(土曜日のみ17:00オープン)
定休日:日、土
お店のオーナーのインスタはこちら↓
https://www.instagram.com/imkhang9/
インスタのジオタグはこちら↓
https://www.instagram.com/explore/locations/1024434147/
<ソウルグルメ>付け合わせのキャベツが絶品!豚の希少部位焼肉「モソリ(모소리)」
ソウル編が溜まってきたので少しずつアップしていきたいと思います。
最近2ヶ月に一回くらいのペースでソウルに行っていますが、直近行ったソウルのお店で一番のお気に入りになったのが、豚の希少部位を焼肉で食べられる「モソリ(모소리)」!
釜山発のお店で、弘大にソウル1店舗目をオープンするなりあっという間に人気店になりすごい勢いで店舗拡大中だそう。ちょうど明洞でのショッピング後だったので、今年の5月にオープンしたばかりという明洞店に行ってみました。
できたばかりであまり知られていないのか日本人も旅行客もゼロで、お客さんはランチ定食を忙しそうに食べるサラリーマンのみ。誰も焼肉を食べていなかったので不安な気持ちになりつつ、アジュンマに焼肉が食べたいと伝えると快くOKしてくれました。
お肉は単品の他に3種盛りと5種盛りがあり、2人だったので3種盛りをオーダー。
しばし待っていると「先にこれでも食べてて」と言わんばかりに出てきたキャベツ。これがもう美味しくて美味しくて…。
ごま油とネギが効いたシンプルだけど絶妙な味付けで、いくら食べても全く飽きがこない。一口食べるごとに「うまっ」と唸ってしまう悪魔の味。酒飲みだったらこれで一晩過ごせます。
この他にもキャベツのピクルスに玉ねぎのピクルス(どちらも浅漬けで美味しい)、塩、ワサビ、カタクチイワシのソースなど調味料がセットされました。
そしてそして、お肉が登場〜〜
左:カオリサル:→ロースと皮の間の肉(日本名わからず。脂付きのロース?)
中:モソリサル →首筋のお肉ということは豚トロ的な?
右:カロマクサル →横隔膜なのでハラミということで良いでしょう
韓国焼肉ではあまり見ないカットと盛り付けでどちらかというと日本の焼肉に近い印象。韓国の焼肉はサムギョプサルやカルビなど1つのお店で1つの部位をメインに食べることが多いので、色々な部位を少しずつ食べるスタイルの焼肉はちょっと珍しいです。
さっぱりしたお肉から炭と鉄網で焼いていきます。イワシのソースも一緒に温め。
焼く順番や焼き具合はアジュンマが面倒を見てくれました。
余分な脂身が落ち少しカリッとなるくらいまで焼けたら食べごろ。
お肉がジューシーで噛むと旨味がじゅわっと溢れます。付け合わせのキャベツを乗せて食べると、お肉の旨味にキャベツの食感&旨味が乗っかって最強のマリアージュ。
お肉自体は塩&炭火の香りのシンプルな味付けなので、まずはそのまま食べてお肉の旨味を味わってみてほしいです。
わさびをつけたりピクルスと食べたりイワシのソースをつけたりと色々な食べ方を試している間にあっという間にお肉がなくなりました。私の一番のお気に入りは千切りキャベツ乗せですが、友人はキャベツのピクルス&ワサビ乗せがイチ押しだそう。
脂身の多いお肉もなぜか全く脂っこくなくすごくあっさり。バラ肉やカルビはすぐにお腹いっぱいになりますがここのお肉はいくらでも食べられそうです。
そしてそして、このお店でお肉と共に特筆したいのがこのテンジャンチゲ!
韓国で食べるチゲって意外と旨味が今一つなものに出会うことが多いんですが、ここのチゲは一口で虜になる美味さ。チェジュ島の味噌を使っているらしくその味噌が美味しいのか、にんにくのパンチとごま油の香ばしさが加わってコクと旨味がすごいです。具材もお肉たっぷり。思い出しただけでもよだれが…
私の中の「酒が呑める汁物」の歴代トップに躍り出ました。
二人とも糖質制限民のため白米もポックンパも控えましたが、米と食べたら絶対美味しいんだろうな…
コプテギ(豚の皮)もあったので注文。呑兵衛どうしは食の趣味が合うから嬉しいな〜〜
ぎゅうぎゅうとプレスし、こんがり焼けたら一口サイズにカットして
きなこをつけて頂きます。
一口サイズだとちょっとしつこかったので、最終的には3mmくらいに細〜く切ってちびちび食べました。これも永遠にお酒が飲める。
お酒もビールに焼酎、マッコリと揃っていてそれぞれ数種類置いてあるのがよかった。
この先、渡韓の際には必ず行くお店になりそうです。
ソウルには6店舗あり、弘大や江南など人気スポットに散らばっているので
ぜひアクセスしやすい店舗に行ってみてください。
モソリ(모소리)明洞店(コネストより引用)
住所:서울특별시 중구 을지로2가 199-40
営業時間:月~金曜11:00~23:00、土曜17:00~22:00
休業日:日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
その他の店舗はこちら↓
http://www.mosori.co.kr/myboard/st_album
<台北グルメ>永遠に食べていたい、圍爐の酸菜白肉火鍋
初訪台時のベストミールはこれ。なんなら今でもベストかも、とさえ思うのが圍爐(ウェイルー)の酸菜白肉火鍋。
酸菜=発酵し酸っぱくなった白菜の漬物で、これを干しエビやしいたけでとったダシのスープで白肉=豚肉と一緒に煮立たせます。
お店がある大安地区にはもう一軒、酸菜鍋の老舗「長白小館」があって、どちらも味のレベルは大きく変わらないみたいですが、圍爐はどちらかというと高級店のような落ち着いた佇まいなのに対し長白の方が雑多でローカル感があるよう。
一番テンション上がるのが、タレ作成タイム。台北の火鍋屋では見慣れた光景ですがやっぱり高まります。パクチー、にんにく、生姜、醤油、ごま油、黒酢など定番メンツはもちろん、ごま好きにはたまらない芝麻醬や台湾通なら外せない腐乳が揃っているのが嬉しい。これだけそろっていると醤油ベース、ごまベース、腐乳ベースと違うテイストのタレをいくつも作れるから、味に飽きないんです。
まずは大好きな芝麻醤に、パクチー、にんにく、唐辛子、醤油、ごま油などをミックス。パクチー食べ放題は本当に嬉しい。
タレだけで永遠に飲めそうな気さえしてきます。
タレを作っている間に鍋が到着。中央の煙突が迫力大です。海鮮のだしが出て良い香り。鍋が湧いたら早速お肉を投入します。お肉の種類は豚、牛、ラムなどありますがまずは定番の豚を。
酸菜は煮立たせることで酸味がほとんど飛ぶので、発酵の旨味だけが残ります。
豚肉をしゃぶしゃぶして酸菜を巻いてタレにつけて…はあ美味しい。。涙
タレの味変も楽しみたいのに、美味しすぎてとにかくひたすら食べまくりたい!という衝動に駆られます。
1回転目はあっという間になくなったので途中でラムと酸菜を追加。台湾の鍋は本当にラムが合います。このときお酒はビールだったけど、次行く時はキリッと冷えた白が飲みたいな。確かこのお店は白ワインも置いていたはず。
この鍋が台湾のファースト火鍋だったのですが、もう一瞬で台湾の火鍋の虜になりました。次は再び圍爐へ行くか、長白へ行くか悩むところ。。日本でも食べられたらいいのにな。
圍爐
住所:台北市大安區仁愛路四段345巷4弄36號
営業時間:ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30〜21:30
MRT忠孝敦化駅3番出口から徒歩10分
定休日:無
<台北グルメ>スパイスと薬膳たっぷり。無老鍋に行ってきた
日本人客もよく訪れる有名店、無老鍋。なんとなくスルーしていたのですが、かなりの方が絶賛されているので気になり気になり、行ってみました。
台湾の超有名火鍋チェーン、鼎王グループのお店です。
台北内に何店舗かあるので、ホテルに近かった台北新生店に日本から予約を入れました。予約は無老鍋のHPから自分でできましたよ。
店内はとても綺麗。ワインの持ち込みは100元(約360円)で可でした。しかも栓もあけてくれるしグラス、クーラーまで用意してくれて、この辺りのサービスはさすが高級店といった感じ。
紅白のおしどり鍋をオーダー。高麗人参入り。薬膳とスパイスがたっぷり浮いてます。
デフォルトの具材は揚げ湯葉と鴨の血。鴨の血はぷるぷるしていて、味のないレバ刺しの偽物みたいな物。この2つはおかわり自由です。
お肉や野菜は好みでオーダーします。
有無を言わさず入れられるのがこのアイスクリーム豆腐という、アレの形をした豆腐らしきもの。ほのかに甘くてぼやけた味。
お肉はイベリコ豚をオーダー。どでかい皿でやってきますが超薄切りなので、2人でもぺろりといけます。
このほかに野菜の盛り合わせや水連をどさどさと入れて、しばし煮立たせます。
できた。まずはスープから。
白い方はほのかに甘みがあって、コクのあるスープ。優しい味かと思いきや意外とパンチが効いてます。結構好き。
赤い方はクミンやカルダモン系のスパイスが効いていて、中国北方を思わせるエキゾチックな味。うーん美味しいんだけど、正直あまりタイプではなかったです。スパイスが原因なのか、なんとなく粉っぽさが気になりました。
私は白派、夫は赤派でした。結構タイプが分かれるのかな。
味のクセが強いのでラムが合うだろうということで、ラムを追加オーダー。
うん、やっぱり合う!でもクセの強いスープにクセの強いラムで鍋がクセだらけになってしまい後半、辛かったw
揚げ湯葉と鴨の血は黙っていてもどんどん追加してくれます。しみしみになった揚げ湯葉は美味しかった。鴨の血は味がないので可もなく不可もなく。
ワインを冷やしてくれるのはとっても嬉しかったー。スパイスたっぷりで自然派にも合う鍋だと思うので、是非持ち込みもおすすめします。
お鍋はちょっと期待しすぎてしまった感がありますが、翌日お肌がぷりぷりになったのは嬉しかった。もっともっと色んなお店の火鍋を食べ比べてみたいなと火鍋欲がふつふつと。一人鍋できるお店も多いから、一人で鍋を食べ歩くのも良いなーと妄想してます。