<ソウルグルメ>付け合わせのキャベツが絶品!豚の希少部位焼肉「モソリ(모소리)」
ソウル編が溜まってきたので少しずつアップしていきたいと思います。
最近2ヶ月に一回くらいのペースでソウルに行っていますが、直近行ったソウルのお店で一番のお気に入りになったのが、豚の希少部位を焼肉で食べられる「モソリ(모소리)」!
釜山発のお店で、弘大にソウル1店舗目をオープンするなりあっという間に人気店になりすごい勢いで店舗拡大中だそう。ちょうど明洞でのショッピング後だったので、今年の5月にオープンしたばかりという明洞店に行ってみました。
できたばかりであまり知られていないのか日本人も旅行客もゼロで、お客さんはランチ定食を忙しそうに食べるサラリーマンのみ。誰も焼肉を食べていなかったので不安な気持ちになりつつ、アジュンマに焼肉が食べたいと伝えると快くOKしてくれました。
お肉は単品の他に3種盛りと5種盛りがあり、2人だったので3種盛りをオーダー。
しばし待っていると「先にこれでも食べてて」と言わんばかりに出てきたキャベツ。これがもう美味しくて美味しくて…。
ごま油とネギが効いたシンプルだけど絶妙な味付けで、いくら食べても全く飽きがこない。一口食べるごとに「うまっ」と唸ってしまう悪魔の味。酒飲みだったらこれで一晩過ごせます。
この他にもキャベツのピクルスに玉ねぎのピクルス(どちらも浅漬けで美味しい)、塩、ワサビ、カタクチイワシのソースなど調味料がセットされました。
そしてそして、お肉が登場〜〜
左:カオリサル:→ロースと皮の間の肉(日本名わからず。脂付きのロース?)
中:モソリサル →首筋のお肉ということは豚トロ的な?
右:カロマクサル →横隔膜なのでハラミということで良いでしょう
韓国焼肉ではあまり見ないカットと盛り付けでどちらかというと日本の焼肉に近い印象。韓国の焼肉はサムギョプサルやカルビなど1つのお店で1つの部位をメインに食べることが多いので、色々な部位を少しずつ食べるスタイルの焼肉はちょっと珍しいです。
さっぱりしたお肉から炭と鉄網で焼いていきます。イワシのソースも一緒に温め。
焼く順番や焼き具合はアジュンマが面倒を見てくれました。
余分な脂身が落ち少しカリッとなるくらいまで焼けたら食べごろ。
お肉がジューシーで噛むと旨味がじゅわっと溢れます。付け合わせのキャベツを乗せて食べると、お肉の旨味にキャベツの食感&旨味が乗っかって最強のマリアージュ。
お肉自体は塩&炭火の香りのシンプルな味付けなので、まずはそのまま食べてお肉の旨味を味わってみてほしいです。
わさびをつけたりピクルスと食べたりイワシのソースをつけたりと色々な食べ方を試している間にあっという間にお肉がなくなりました。私の一番のお気に入りは千切りキャベツ乗せですが、友人はキャベツのピクルス&ワサビ乗せがイチ押しだそう。
脂身の多いお肉もなぜか全く脂っこくなくすごくあっさり。バラ肉やカルビはすぐにお腹いっぱいになりますがここのお肉はいくらでも食べられそうです。
そしてそして、このお店でお肉と共に特筆したいのがこのテンジャンチゲ!
韓国で食べるチゲって意外と旨味が今一つなものに出会うことが多いんですが、ここのチゲは一口で虜になる美味さ。チェジュ島の味噌を使っているらしくその味噌が美味しいのか、にんにくのパンチとごま油の香ばしさが加わってコクと旨味がすごいです。具材もお肉たっぷり。思い出しただけでもよだれが…
私の中の「酒が呑める汁物」の歴代トップに躍り出ました。
二人とも糖質制限民のため白米もポックンパも控えましたが、米と食べたら絶対美味しいんだろうな…
コプテギ(豚の皮)もあったので注文。呑兵衛どうしは食の趣味が合うから嬉しいな〜〜
ぎゅうぎゅうとプレスし、こんがり焼けたら一口サイズにカットして
きなこをつけて頂きます。
一口サイズだとちょっとしつこかったので、最終的には3mmくらいに細〜く切ってちびちび食べました。これも永遠にお酒が飲める。
お酒もビールに焼酎、マッコリと揃っていてそれぞれ数種類置いてあるのがよかった。
この先、渡韓の際には必ず行くお店になりそうです。
ソウルには6店舗あり、弘大や江南など人気スポットに散らばっているので
ぜひアクセスしやすい店舗に行ってみてください。
モソリ(모소리)明洞店(コネストより引用)
住所:서울특별시 중구 을지로2가 199-40
営業時間:月~金曜11:00~23:00、土曜17:00~22:00
休業日:日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
その他の店舗はこちら↓
http://www.mosori.co.kr/myboard/st_album