美味しいものでできている

東京とアジア圏で食い道楽しているアラサー女の食紀行

<台北グルメ>永遠に食べていたい、圍爐の酸菜白肉火鍋

初訪台時のベストミールはこれ。なんなら今でもベストかも、とさえ思うのが圍爐(ウェイルー)の酸菜白肉火鍋。

酸菜=発酵し酸っぱくなった白菜の漬物で、これを干しエビやしいたけでとったダシのスープで白肉=豚肉と一緒に煮立たせます。

 

お店がある大安地区にはもう一軒、酸菜鍋の老舗「長白小館」があって、どちらも味のレベルは大きく変わらないみたいですが、圍爐はどちらかというと高級店のような落ち着いた佇まいなのに対し長白の方が雑多でローカル感があるよう。

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一番テンション上がるのが、タレ作成タイム。台北の火鍋屋では見慣れた光景ですがやっぱり高まります。パクチー、にんにく、生姜、醤油、ごま油、黒酢など定番メンツはもちろん、ごま好きにはたまらない芝麻醬や台湾通なら外せない腐乳が揃っているのが嬉しい。これだけそろっていると醤油ベース、ごまベース、腐乳ベースと違うテイストのタレをいくつも作れるから、味に飽きないんです。

 

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まずは大好きな芝麻醤に、パクチー、にんにく、唐辛子、醤油、ごま油などをミックス。パクチー食べ放題は本当に嬉しい。

タレだけで永遠に飲めそうな気さえしてきます。

 

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タレを作っている間に鍋が到着。中央の煙突が迫力大です。海鮮のだしが出て良い香り。鍋が湧いたら早速お肉を投入します。お肉の種類は豚、牛、ラムなどありますがまずは定番の豚を。 

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酸菜は煮立たせることで酸味がほとんど飛ぶので、発酵の旨味だけが残ります。

豚肉をしゃぶしゃぶして酸菜を巻いてタレにつけて…はあ美味しい。。涙

タレの味変も楽しみたいのに、美味しすぎてとにかくひたすら食べまくりたい!という衝動に駆られます。

 

1回転目はあっという間になくなったので途中でラムと酸菜を追加。台湾の鍋は本当にラムが合います。このときお酒はビールだったけど、次行く時はキリッと冷えた白が飲みたいな。確かこのお店は白ワインも置いていたはず。

 

この鍋が台湾のファースト火鍋だったのですが、もう一瞬で台湾の火鍋の虜になりました。次は再び圍爐へ行くか、長白へ行くか悩むところ。。日本でも食べられたらいいのにな。

 

 

圍爐

住所:台北市大安區仁愛路四段345巷4弄36號

営業時間:ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30〜21:30

MRT忠孝敦化駅3番出口から徒歩10分

定休日:無